厦門ストーンフェア2025を見に行った数少ない日本人のうちの一人が私です。コロナ禍明け、久しぶりに厦門ストーンフェアに行きました。ホテルでは数組の日本人がいましたが、以前のうようよ感は全くありません。もちろんフェア会場はむちゃくちゃ広いので一人の日本人にも会いませんでした。もしかしたらホテルで見かけた日本人もフェアに行ってないかもです。今回は日本向けの墓石の展示は一本もありませんでした。日本からの発注が減り、展示会に出品しても効果ないとの判断でしょう。残念ながら致し方ないのかなと思います。展示の主体は建築用原石、建築石材製品、建築石製品用機械類、工具です。当社ではある会社から大口径用のダイヤモンドチップ等の工具を定期的に購入しています。今回も石製品以外になにか使えそうな物はないのかと見て回りました。ちょっといいものを見つけましたので、また後日報告いたします。
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桜島のお墓
先日妻と鹿児島旅行に行ってきました。2泊3日の個人旅行です。鹿児島市内に一泊、指宿温泉に一泊といったオーソドックスな旅行です。レンタカーを借りていろいろな観光地を訪問してきました。おりしも中国の旧正月、どこの観光地にも中国語が飛び交っています。平日だったので、どこも観光公害というほど混んではいませんでした。鹿児島の食べ物、焼酎、指宿の砂湯を楽しんできました。
桜島を訪問した時に墓地を見つけたのでちょっと訪問してきました。ちょうど現地の石材店が戒名の追加工事をしていたので話を聞くことができました。下の写真をご覧ください。全部のお墓に屋根がついています。鉄の柱に屋根はコンクリート製の様に見えます。結構丈夫そうです。最初に目にしたとき、このお墓様式はなにか宗教上の理由があるのかなと思いました。地元の業者さんにこの点を聞いてみました。理由は桜島噴火による降灰を避けるためのものとの事です。灰だけでなくある程度の噴石も問題ないそうです。島内のお墓はほぼ屋根がついてるとの事です。
清水 剛介
会社設立110周年
明けましておめでとうございます。激動の石材業界も新しい一年の幕が開けました。去年の今頃に現在の状況は予想していませんでした。結構のんびりしていましたね。今年の正月休みはとりわけ長く9連休でした。会社の業績がいまいちなので何となくすっきりせずに過ごしてしまいました。今日から心機一転、気合を入れて頑張ります。
去年の暮れに岡崎商工会議所からなんと会社設立110周年の盾をいただきました。110年前といえば大正4年です。ちょっと振り返ってみます。
初代 清水文吉氏 創業者です。岡崎市門前町で開業しました。鳥居石材店から独 立したようです。おそらく出身は現在の額田群幸田町と思われる。石灯篭を製作していたようです。
2代目 清水和一氏 個人の石材店を束ねて清水組石材工業(株)を設立した。石屋になる前は呉服店に丁稚奉公していたと聞いたことがあります。個人から法人になり現在の当社の基礎を築いた。呉服屋の経験から日本全国に石灯篭販売をしようと考え、近隣の灯篭石屋を結集して清水組を作りました。会社名に組がついてるのは多くの石材店を集めたからだと私が小さい頃に聞いたことがあります。おそらく、本人には灯篭をつくる技術は無かったと思われます。だけど、経営者としての才能があったのでしょう。北海道から九州はおろか、海外にも販路を求めていました。海外旅行も大好きで私が子供の頃にはお土産のキーホルダーとか民芸品をたくさん買ってきてくれた思い出があります。私が入社して数年間を一緒に仕事したのはいい思い出です。
3代目 清水一平氏 私の父親です。現在の石工団地に移転し工場を大規模化した。新しい機械をいち早く導入し生産の合理化を進めました。和一氏とは少し違う印象で、親分肌の情熱家といったイメージ。細かいことにこだわらず、物事を大胆に進めた経営者。一緒に仕事をした期間が長いので、なにかと私にとって勉強になりました。60才で会社を私に任せて引退しました。退き際の潔さは私には真似ができません。
4代目 清水剛介(私)社長になり30年が経ちました。いろいろな事を鮮明に記憶しています。私に関わっていただいたお客様、お取引先、従業員の皆様には深く感謝いたします。今は苦境に直面しているが、頑張って打開しようともがいています。今後ともよろしくお願いいたします。
5代目 未定 息子が継いでくれるんだろうか?継いだとしても心配です。
”墓じまい”をやめた人の話
先週の毎日新聞です。墓じまいをやめた人の手記がありました。今時珍しいので投稿させていただきます。従来型のお墓が建たなくなり、埋葬の方法が多様化し、墓じまいが増えてきています。石材業界にとっては厳しい状況が続いています。最近では墓じまいの仕事も石材店の重要な収入源となってきましたね。
私が考えることをちょっとだけ書きます。今の状況で墓じまいまでが無くなってしまってはいよいよ石材業界はやばいですね。しかし、この記事の本質は別のところにあるように思います。お墓を立てないのも、墓じまいもよくよく考えると宗教心が薄れてきたことに原因があるのかと思います。結婚式、葬式とかもそうですよね。なんでも簡素化することは必ずしも悪い事ばかりではありません。しかし、仏壇やお墓に向き合って先祖の事を思い出すことや後世にその権利を残すことは我々日本人の良き習慣なのだと感じます。この記事にあるようによくよく考えて、墓じまいをためらうことは自然な行動だと感じます。
良き習慣を無くすことなく後世に伝えていくことは、我々の使命だと思います。
清水 剛介
ここはどこ?
ここはどこだと思いますか?スキー場ではありません。
答え 豊田市郊外のゴルフ場(加茂ゴルフクラブ)
12/8(日)ゴルフ仲間達と忘年会ゴルフに行きました。天気予報では今年最大級の寒波で超寒いとの事。しかし、寒いながらも晴天予報でした。ちなみに岐阜県飛騨地方は雪模様の予報です。寒いのを覚悟して出かけました。朝の9時スタートで5ホール消化した時点で雪がちらほら。6番のティーショットを打った段階で一気に降り積もり、10分でこの有様です。結局、降雪のためクローズになりました。
ここは飛騨地方か!!!!!!!!!!!!!!!!!!
清水 剛介