先週の毎日新聞です。墓じまいをやめた人の手記がありました。今時珍しいので投稿させていただきます。従来型のお墓が建たなくなり、埋葬の方法が多様化し、墓じまいが増えてきています。石材業界にとっては厳しい状況が続いています。最近では墓じまいの仕事も石材店の重要な収入源となってきましたね。
私が考えることをちょっとだけ書きます。今の状況で墓じまいまでが無くなってしまってはいよいよ石材業界はやばいですね。しかし、この記事の本質は別のところにあるように思います。お墓を立てないのも、墓じまいもよくよく考えると宗教心が薄れてきたことに原因があるのかと思います。結婚式、葬式とかもそうですよね。なんでも簡素化することは必ずしも悪い事ばかりではありません。しかし、仏壇やお墓に向き合って先祖の事を思い出すことや後世にその権利を残すことは我々日本人の良き習慣なのだと感じます。この記事にあるようによくよく考えて、墓じまいをためらうことは自然な行動だと感じます。
良き習慣を無くすことなく後世に伝えていくことは、我々の使命だと思います。
清水 剛介