皆さん、贔屓ににしてるコンビニはありますか?僕は何となく、いつも決まったコンビニチェーンに入ることにしています。どのコンビニチェーンかはご想像にお任せします。理由はいろいろあります。このコンビニチェーンはまず第一にトイレがきれいで、ほぼ全店がシャワー付きトイレです。営業中に各所でトイレを借りています。ただ借りるのは申し訳ないので、いつも100円程度の物を買うことにしています。最近はコーヒーが多いかな?ここのコーヒーは100円で結構うまいです。もう、缶コーヒーは買わなくなりました。最近、ライバルチェーンでも同じようなコーヒーを同じく100円で売り出し始めました。今までの贔屓にしてるチェーンはセルフサービスです。ライバルチェーンはなんと店員さんが作って手渡ししてくれます。先日、初めてライバル店でコーヒーを買いましたが若い女性定員さんが”熱いから気を付けてくださいね”と笑顔で手渡してくれるのです。
コンビニのたかが100円コーヒーと思われがちですが、実際に私のようなおじさんの行動に影響を与えています。各コンビニチェーンが顧客の行動を分析し、影響を与えようとしていると考えられます。どのコンビニも置いてある商品はだいたい同じです。違うのは、コーヒーとかお惣菜とか一部のPBブランド商品です。この少ない商品群とお店のたたずまい、店員さんの態度、トイレ等実際にはお金にならない部分が顧客の消費行動に影響を与えているのです。最近、ローソンが成城石井を買収しましたね。これは成城石井の人気商品を自社チェーンで売ることに加えて、お総菜部門のてこ入れが目的のようです。
石材問屋もよく似てると思いませんか。品揃え、サービス、品質、値段はどこの問屋さんもそれほど変わるわけではありません。我々はそれ以外のお金にならないところで他の問屋さんに勝っていかなければなりません。当社とぜひ試しにお取引を始めてください。私がいつも何となく入ってしまうコンビニの様な何かを当社にご期待ください。
そうそう、最近いつも贔屓にしてるコンビニチェーンでコーヒーと一緒にドーナッツを売り始めましたね。先日、トイレを借りコーヒーを頼んだ時に”ドーナッツもいかがですか?”と尋ねられました。おいしそうなので思わず買いそうになりました。私は糖尿病があるので我慢しなければなりません。でもほんとは甘いものが大好きなので、いつまでドーナッツの購入を断り続ける事が出来るのか大変心配です。ですから、いままでの贔屓のコンビニチェーンはやめて、お姉さんがコーヒーを手渡ししてくれるチェーンに替わることにします。
残念ながら、顧客の行動パターンは千差万別なのです。
清水 剛介