恒例の岡崎ストーンフェアに多数のご来場をいただき誠にありがとうございました。当日は晴天にめぐまれ、汗ばむような陽気でした。この展示会形式(岡崎の別々の組合の合同形式)になって早くも23回目なのですね。23回目という事は初回当時の私の年齢は31才でした。今は亡き久野さんが青年部の会長をしていた時だと記憶しています。当時、各組合の調整がつかずそれなら青年部主体でという事で始まりました。思い起こせばいろいろな思い出があります。第1回目は当社の養成工出身者もたくさん集まり宴会を開きました。私は受注目標を墓石50セット以上に決め、たぶん無理だなと思いつつも達成できた充実感は今でも忘れることができません。その後も展示会の度に、当社の業績も拡大しました。本当に当社にとっては有意義な展示会であったと言えます。関係者の皆様には改めて感謝するところです。
さて、今回の展示会においてもいろいろな石材関係者の方々にお会いすることが出来ました。お叱り、激励等さまざまな意見を頂戴し、良しにつけ悪しきにつけ意見を言われることの意義を再認識しているところです。石材のマーケットも大きく変化を遂げています。当社の業態も23年前とは比べようもありません。今後の予想も難しいですね。当社を今後も維持していくためには、社長としてどうしていくべきなのでしょうか?誰も教えてはくれません。そして失敗したとしても誰も責任は取ってくれません。私の最も嫌いな言葉の一つなのですが、とにかくよく解らないけど頑張るしかしかありません。でも、頑張ってれば、道は開けるのでしょうか?
いやいや、やはり私らしく状況をよく考えて、分析して対処するべきですね。とにかく、頑張っていれば何とかなるとという自己暗示の暗闇の中から早く解放されることが第一です。こんな事を考えさせられるきっかけを啓示していただいた石工団地の尊敬する大先輩には改めて敬意を表したいと思います。