厦門事務所からの報告です。
614・・・当局より閉山を要請されています。現在の採掘量は極めて少なく、工場は前金を払い順番待ちを余儀なくされています。当然の事ながら、原石が値上がりし製品価格にも影響を及ぼしてきました。品質も低下傾向であります。他の石種に比べて614の価格優位性は今後ますます限定され、他の石種へのシフトも視野に入れるべき段階に来ています。新614を工場から勧められました。江西省産のG1902と思われます。単価は安いのですが、品質面は未知数と言わざるを得ません。この石は20年程前、”青中目”の銘柄で当社岡崎工場で製品化していた材料と思われます。詳細はお問い合わせください。
印度Y-1・・・材料が少なくなってきました。目ムラ、色合わせに問題が出てくる見込みです。材料が少なくなってくると工場も無理して製品を作りますから、品質面で即座に影響が出てきます。 ”君子危うきに近寄らず” これって中国の格言でしたっけ?
中国稲武・・・原石在庫をとある工場で発見しました。石質は今後確認して報告いたします。
河北山崎・・・原石の在庫量が少なくなっているようです。何度も申し上げますが、在庫の減少は品質の低下を意味します。代替石種はインド山崎か?
清水 剛介